最近よく聞くようになってきた”ウェルビーイング”という言葉ですが、ウェルビーイングの定義を確認するのに加え、子育て中のウェルビーイングについても考えていきたいと思います!
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ウェルビーイングとは
"ウェルビーイング"は1948年、WHO憲章の中で初めて登場した言葉です。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being
and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、
肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、
すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
世界保健機関(WHO)憲章(1948) 出所:日本WHO協会
マイナスの状態ではなく、ゼロの状態でもなくプラスアルファーでの良好な状態を指しています。
肉体については、体の調子に悪いところがなく、体調万全であるかどうか、
精神については、ストレスや心配等がなく、心の状態が健やかで良好な状態かどうか、
そして社会については、自分のキャリアや社会的地位、人間関係等が良好かどうか
ゼロの状態ではなく、良好かどうかというところが重要なポイントになってくるかと思います。
子育て中のウェルビーイングとは
それでは、子育て中に当てはめてこのウェルビーイングという言葉を考えてみましょう。
肉体的・精神的・社会的に十分に満たされればいいのか、というとそうでもなく、加えて”家庭”の状態が満たされていることが大事になってくるのではないか、と思います。
からだもこころも社会的なつながりも、そして家庭もすべて良好な状態であることが、子育て中のウェルビーイングを実現するために重要です。
自分軸と他人軸
更に細かく見ていきましょう。
このウェルビーイングの構成要素は、自分軸と他人軸とに区分できます。
- 自分軸 = 自分ひとりでコントロールできる・しやすい
- 他人軸 = 自分ひとりではコントロールできない・しにくい
からだ・こころ・自分のキャリア等については自分でメンテナンスがしやすい部分、
人とのつながりや家庭の状態については、自分だけの都合では動かず、他人の状況も理解しながら作り出していく部分、と考えるとわかりやすいでしょうか。
子育て中は、他人軸の比重が多くなりがち
子育て中(特に乳幼児期)は、気づくと家庭の事に追われていて、自分のからだ・こころ・人生の意義などがおろそかになっている場合も多いのではないでしょうか。
てんびんにかけたらこんな感じ…💦
家庭の事も大事だけれど、この状態でずっと進むのは、健全ではないですよね…
意図的に、自分のための時間を持つことが必要
家庭の事を大事にするためにも、自分の事を大事にする時間を持ちましょう!
- 睡眠時間を毎日6~8時間は確保する
- 瞑想をする
- 好きな映画やドラマを観る
- 面白そうな本を読む
- 近くを散歩する
- バランスの良い食事を摂る
- 大好きな友人と雑談をする
なんでもいいと思います^^
睡眠の質を監視して、よりよい睡眠を手に入れる事も、可能になってきました。
自分の健康状態を管理するスマートリングについて興味のある方はこちらの記事をご参考にしてみてくださいね♪
ウェルビーイングという状態を永く保つためのコツ
ウェルビーイングは”今の状態”を表す言葉です。
からだ・こころ・仕事や人間関係・家庭という4つのカテゴリに対して、少し満たされていないなーと思うところにちょっとずつ栄養をあげていきます。
そうすることで、長く、継続的なウェルビーイングを実現していく事ができます。
常に自分の状態を見つめ、メンテナンスをする事が大事ですよ💛
子どもを大事にするのと同じくらい、自分も大事にしていきましょう!
そうすることで、子どもにも良い影響を与える事ができます♪
人生100年時代と言われています。
子育て期間はその中で考えるとほんのわずか!
一緒に楽しんでいきましょう☆