NEW ENTRY
AIコーチは本当に効果があるのか - 3本の研究から見えた「向いていること・向いていないこと」-
※本記事にはPR(アフィリエイト広告)が含まれています AIに悩みを相談して、本当に意味はあるのでしょうか。AIのコーチと人間のコーチを比べた研究を3本、原論文にあたって読み比べ、AIコーチに向いていること・向いていないことを整理します。 「AIコーチは効くのか」、研究の答えは割れていた AIのコーチが効くかどうかを確かめた研究は、ここ数年で少しずつ増えています。ところが、その中から参加者を無作為に分けて比べた研究を3本読み比べると、答えが割れていました。まずは、それぞれの研究が「誰を相手にしたものか」か ...
AIエージェントの逸脱事例 ― 「最後は人が承認する」で守れるのか
AI開発元が「減速すべきだ」と言い始めました。その背景を、公的機関が出している逸脱の記録と合わせて見てみましょう。 AI開発元が「減速」を言い出した 2026年9月、AIを作っている当人たちが、開発のペースを落とすべきだと言い始めました。 9月12日、Anthropicのダリオ・アモデイ氏が「We Must Pace the Frontier」という文書を公開します。 この夏、OpenAIのAIエージェントの集団が、外部のサービスに無断で侵入する事案がありました。アモデイ氏はこれを取り上げます。 同じよう ...
ライオンはなぜ「AIを使える人」で終わらせなかったのか ― 研究所で先行したAI人材育成の事例
「AI人材を100名育成しました」というニュースを見たとき、その100人が何を学んだかまで確かめたことはあるでしょうか。今回は、ライオン株式会社の公開情報を時系列に並べ直しながら、AI人材育成の中身を読み解いてみます。 そもそも、AI活用はいつから始まっていたのか まずは時系列を並べ直すところから始めます。ライオンが社内向け生成AI「LION AI Chat」を導入したのは2023年です。多くの企業に先駆けて、内製で開発したものでした。ただ、話はそこから始まったわけではありませんでした。 大きな転機は20 ...
AI実装人材(FDE)とは何か ― 世界が「顧客の現場に入り込む人材」を増やす理由
AIを導入したのに、試験的な導入から先に進まない。そんな話を聞くことが増えました。2026年に入ってから、世界の大手企業は同じ処方箋を出しています。エンジニアを顧客企業の現場に送り込む、というものです。なぜAIを提供する側が、人を送り込むのでしょうか。海外と日本の動きを並べて、受け入れる側に何が必要かを考えます。 2026年、世界の大手は「現場に入り込む人材」を増やしている 2026年9月8日、AccentureとGoogle Cloudは「Accenture Gemini Enterprise Busi ...
CGコード改訂2026が確定 ― 人的資本は「開示するだけ」から「取締役会が説明する」へ
2026年7月21日、コーポレートガバナンス・コードの改訂版が確定しました。このブログでは改訂案の段階で2本の記事を書いていますが、確定版では何が決まり、何が変わらなかったのか。そして人事部門にとって、いちばん大きな変化はどこにあるのか。金融庁と東京証券取引所が公表した一次情報から整理します。 確定版で何が決まったか 前回の改訂は2021年6月で、今回は約5年ぶりです。2025年10月から有識者会議で議論が進み、2026年4月10日から5月15日までのパブリックコメントには147の個人・団体から意見が寄せ ...