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社外取締役は、なぜこんなに増えたのか ― 機関設計の10年と、報酬の変化から読む
社外取締役は、この10年あまりで大きく増えました。プライム市場では、独立社外取締役が取締役会の3分の1以上を占める会社が98.8%に達しています。なぜ、ここまで増えたのでしょうか。 この記事では、上場会社の形(機関設計)の変化と、社外取締役の報酬の変化から、その流れを整理します。「社外」と「独立」の違いや、社外取締役と監査役の違いは、前回の記事(社外取締役とは何か)にまとめました。 上場会社の形は、10年あまりで入れ替わった 上場会社の形(機関設計)は、大きく3つあります。 監査役会設置会社:監査役会が監 ...
社外取締役とは何か ―「社外」と「独立」、監査役との違いを、法律と東証のルールで整理する
社外取締役と監査役は、何が違うのでしょうか。「社外取締役」と「独立社外取締役」は、同じものなのでしょうか。 社外取締役を目指して学び始めると、似た言葉が次々に出てきます。よく使う言葉ほど、意味があいまいなまま使われがちです。この記事では、会社法と東京証券取引所(東証)のルールに戻って、まず言葉を正しく分けます。社外取締役を目指す方にも、社外取締役と向き合う執行側の方にも、出発点になる1本です。 社外取締役は、会社の外の目を持つ取締役 社外取締役は、会社の業務を執行せず、経営陣から距離のある立場で、取締役会 ...
質問がうまい人は、聞く前に何をしているのか ― 判断を引き受けるための、質問の組み立て方
忙しい上司や先輩に「ちょっといいですか」と声をかける前、何を準備しているでしょうか。 近くにいると、問いを整理しなくても聞けてしまいます。けれども、在宅で働く日が増え、AIに仕事を頼む場面も増えた今、聞く前に何を整理するかで、返ってくる答えの質が大きく変わります。この記事では、仕事を任され始めた若手の方に向けて、判断を自分で引き受けるための質問の組み立て方を、研究とAIの使い方のガイドを手がかりに整理します。 聞くことは、相手の時間を使うが、弱さではない 聞かれる側は、自分の仕事の時間を差し出している カ ...
AI時代、頑張りは何で測るのか ― ログが人の内側に近づいている
頑張りを、時間ではなく判断と成果で見る。以前の記事(AI時代のハードワークとは何か)で、そう書きました。けれども、判断そのものは目に見えません。では、何を見ればいいのでしょうか。 この記事では、世界で働き方がどんなログで測られてきたのか、そこで何が分かったのかを見たうえで、監視との線引きと、次に何が測られるようになるのかを考えます。 働き方の測り方は、画面から目線へ広がってきた 働き方を測る技術は、画面の中の操作だけでなく、人と人のつながり、体の動き、さらに目線にまで広がっています。目的も測り方も事例ごと ...
2126年のあなたへ|2026年、私たちはなぜ「女性ならではの視点」を求めていたのか
100年後のあなたは、「女性ならではの視点」という言葉を聞いたことがありますか。 2026年の日本では、会社の役員に女性を増やす取り組みのなかで、この言葉がよく使われていました。その言葉に首をかしげた一人の人間から、2126年のあなたへ手紙を書きます。 2026年の日本は、女性の役員を増やそうとしていました 2026年11月1日 日曜日 まだ会ったことのない、100年後の友だちへ こんにちは。私は2026年の日本で、人と組織にかかわる仕事をしている者です。 あなたの時代の会社にも、「役員」という人たちはい ...