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リスキリングは「受講」から「処遇」へ ― 2026年10月の労政審・人材開発分科会の論点案を読む
2026年10月9日、厚生労働省は労働政策審議会の人材開発分科会に、今後の人材開発政策の論点案を示しました。学んだスキルを評価し、仕事と処遇の向上につなげるまでを一気通貫で支える取り組みを、資料に沿って読んでいきます。 論点案は、受講後の評価と処遇までを扱っている 学んだスキルを処遇につなげる取り組みが始まった 学んだスキルを正当に評価し、仕事と処遇の向上につなげるまでを一気通貫で支える取り組みが始まりました。 論点案の1つ目は、次の流れを支える環境整備として、何が考えられるかを問うています。 労働市場で ...
人的資本開示は、AIに正しく読まれているか ― TOPPANの開示をAI3種に読ませてみた事例
人的資本の数字を読むのは、もう人だけではありません。AIを使えば、開示から数字を集めて比べることもできるようになりました。では、会社が出した人的資本の数字は、AIに正しく読まれているのでしょうか。開示を「AIにも読み取りやすい形」に作り変えたTOPPANを例に、3つのAIに同じ質問をして確かめてみました。 TOPPANは開示を「ストーリー」と「データ」に整理し直した TOPPANホールディングスは2026年9月、統合レポートを「ストーリー」、サステナビリティデータブックを「データ」と役割を整理し直し、デー ...
人的資本レポートで「配置」と「組織への波及」をどう示すか ― 大阪ガスの事例を6つの段階で読む
人的資本レポートには、経営戦略から経営成果までの6つの段階があります。カルビーの事例を読んだ記事では、後半の「配置と活用」「組織への波及」「経営成果」は書くのが難しい、と整理しました。では、後半を書けている会社は、何をどう書いているのでしょうか。大阪ガスの人的資本レポート2026を、6つの段階に沿って読んでいきます。 大阪ガスのレポートは、後半の「配置」と「波及」まで数字で書いている 大阪ガスの人的資本レポート2026は、6つの段階の後半にあたる「配置と活用」と「組織への波及」を、件数・人数・割合で示して ...
男性育休は「取得率」から「取得期間」へ ― 2026年10月の労政審・検討項目案を読む
男性の育児休業取得率は50.9%となり、政府目標の50%に届きました。いま次の論点として出てきているのが、何日取ったのかを見る「取得期間」です。2026年10月2日に労働政策審議会の分科会へ示された検討項目案を、資料のデータとあわせて読んでいきます。 男性の育休取得率は50.9%となり、政府目標に届いた 令和7年度の取得率は50.9%で、小規模な事業所でも伸びている 厚生労働省の雇用均等基本調査によると、令和7年度の男性の育児休業取得率は50.9%でした。令和6年度の40.5%から10ポイント以上上がり、 ...
人的資本レポートには何を書けばいいのか ― カルビーの事例を6つの段階で読む
人的資本レポートは、出さなくても怒られないのに、出す会社が年々増えています。空欄や「検討中」まで載せたカルビーの2冊目(2026年9月公開の「Human Capital Report 2026」)を、何のために出して何を書くのかを探りながら、6つの段階で読んでいきます。 人的資本レポートは、義務ではないのに出す会社が増えている 人的資本レポートは、会社が任意で出す人材戦略の報告書である 人的資本レポートは、会社の人材戦略と施策、その進み具合を表す数字を1冊にまとめた報告書です。「Human Capital ...